弁護士 青砥 洋司 > 詐欺被害 > 詐欺被害を民事で訴える場合と刑事で訴える場合のそれぞれの流れ

詐欺被害を民事で訴える場合と刑事で訴える場合のそれぞれの流れ

詐欺にあった場合、その被害を回復するために被害者の方の多くは、加害者に訴えを提起することを検討すると思います。
その際に民事訴訟を提起するのか、刑事訴訟を提起するのか悩まれる方も少なくありません。
そこで、本記事では、詐欺被害を受けた場合の民事訴訟、刑事訴訟それぞれの流れについてご紹介します。

 

刑事訴訟をするためには、まず被害者が告訴をする必要があります。
まずは、その最初の段階として犯罪が発生して被害に遭ったことを警察に報告するために被害届を提出しましょう。
警察がこれを受理してくれれば、刑事責任を犯人に追及することができる可能性が高まります。

 

詐欺罪は重大犯罪ではありますが、その立証が難しい罪です。
そのため、検察官が被疑者を起訴するか否かは、その立証が可能な程度に証拠が揃っていることが必要となります。
そのため、被害者の方はなるべく詐欺に関する証拠を少しでも多く残しておくことが必要です。

 

次に民事訴訟を行う場合には、まず犯人が逮捕され、責任追及の相手が特定できていることが必要になります。
民事訴訟では、刑事訴訟と異なり、犯人から詐欺被害によって生じた損害を返還してもらう請求をすることになります。

 

その場合、訴状を裁判所に提出して犯人に送ってもらうことが必要になり、その後訴訟が裁判所に継続することで審理が開始します。
もっとも、訴状を作成するには専門的知識が必要となりますし、その後の訴訟においては法律的知見からの主張が必須になります。
そのため、民事訴訟の提起にあたっては、弁護士に依頼することを要します。

 

ヒューマン法律事務所は、大阪府北区で、詐欺など刑事事件のほか、多重債務問題や相続、不動産売買などの一般民事を幅広く取り扱っています。損害賠償の問題や中小企業の法務問題についても、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。ご依頼者様にとって最適な解決方法をご提案させていただきます。親しみやすく、市民の皆様に愛される事務所を目指し、弁護士・事務局一同努めていきたいと存じます。

当事務所が提供する基礎知識

よく検索されるキーワード

弁護士紹介

青砥弁護士

投資詐欺・出会い系サイト詐欺等の被害で騙し取られた金銭回収を主にしています。

詐欺に遭われ、誰にも言い出せずにお困りの皆様、消費者被害において100件以上の解決実績がある、あなたの味方がここにいます。

弁護士
青砥 洋司(アオト ヨウジ)
所属
  • 大阪弁護士会
経歴

昭和37年生

昭和60年 立命館大学法学部卒業

平成13年 司法試験合格

平成15年 弁護士登録(大阪弁護士会)

事務所概要

名称
ヒューマン法律事務所
所在地
〒530-0047 大阪市北区西天満3丁目13-18 島根ビル8階
アクセス

・地下鉄谷町線/堺筋線【南森町駅】2番出口より徒歩5分

・JR東西線【大阪天満宮駅】徒歩8分(地下鉄南森町駅と直結)

連絡先

Tel. 050-3177-4784

Fax. 06-6364-3935

営業時間
平日 9:00~17:00(事前予約で時間外も対応可能)
定休日
土・日・祝日(事前予約で休日も対応可能)