FX自動売買詐欺の手口とは

FXで売買を行う際に、自動売買という手段が用いられる場合があります。FX自動売買とは、機会が自動的に売買する取引を行うことをいい、「システムレート」や「シストレ」とも呼ばれます。例えば、毎朝の決まった時間に米ドル／円を買いたい場合に、毎朝起きてボタンを押さずとも、寝ていても自動的に取引が行われます。

このように非常に便利なFX自動売買ですが、ときに詐欺に利用されることがあります。手口としては大別して３つに分けられます。

１つ目は、でたらめな高額ツールを売りつけられる場合です。

広告で説明されていた機能とはかけ離れた内容のツールを非常に高額な取引ツールを売られてしまうことがあります。

相場分析のノウハウが詰まっているなどの嘘をつかれ、本当は非常に基本的な解説しか入っていなかったりすることがあります。

数万円ほどの金額でも優秀なツールを入手することが可能であるので、非常に高額であるような場合には疑うようにしましょう。

２つ目は、口座開設させられたり、そこへの入金をさせられる場合があります。口座開設手数料や維持管理手数料などが一切かからないと言われ、口座を作って入金だけするよう誘われ、お金を騙し取られる場合があります。さらに、詐欺業者が特定の金融機関と共謀して、口座開設させ、口座開設の成果に応じて、金融機関から詐欺業者に金銭が払われるという仕組みの場合があります。

３つ目として、出金や入金に応じてくれない場合があります。

FXに利用している口座からお金を引き出そうしても拒否されたり、返金に応じてくれず、お金を回収できないことがあります。

以上のような手口によって、詐欺が行われ、お金を騙し取られてしまうことがあるため、金融庁に登録されている国内業者を使うようにしたり、高額な取引ツールを購入するのは避けるようにしましょう。

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