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SNSを利用した募金詐欺|詐欺かどうか見分ける方法は?

近年、SNSを通じた募金活動が活発化しており、手軽に支援を行える反面、募金詐欺のリスクも高まっています。

多くの人が善意で募金を行いますが、悪質な詐欺師がこれを利用し、虚偽の募金活動を行っているケースが増えています。

本記事では、SNSを利用した募金詐欺の手口や特徴、詐欺かどうかを見分ける方法について解説します。

SNSを利用した募金詐欺の主な手口

SNS上での募金詐欺の代表的な手口は以下の通りです。

偽の病気や災害を装った募金

偽の病気や災害を装い、「医療費が足りない」「被災者を支援したい」などといった理由で募金を呼びかける手口です。

特に、個人や家族の名前を使って、心を揺さぶるような感情的なメッセージを掲載し、支援を求めるケースが多く見られます。

支援団体を装った募金詐欺 

一見、信頼できる支援団体を装って募金を集める詐欺団体もあります。

これらの団体は、公式なウェブサイトやSNSアカウントを作成し、募金活動に見せかけますが、実際には募金されたお金が支援先に届くことはなく、詐欺師の懐に入ります。

詐欺かどうかを見分けるためのポイント

募金詐欺か否かを見分けるポイントは以下の通りです。

募金の透明性を確認する

正規の募金活動であれば、資金の使途や支援先が明確に公開されています。

募金の使い道が不明瞭で、詳細な説明がない場合は、詐欺の可能性が高いです。

また、信頼できる団体であれば、過去の実績や報告書を提示していることが多いので、それらの情報も確認しましょう。

公式サイトや信頼できるプラットフォームか否か

募金用のサイトが公式サイトや信頼できるプラットフォームか否かも、詐欺か否かを見分けるポイントです。

募金活動を行う団体が公式のウェブサイトを持っているか、または信頼できるプラットフォームを通じて募金を呼び掛けているかを確認しましょう。

特に、個人のSNSアカウントからの募金呼びかけには特に注意が必要です。

急がせるメッセージに注意する 

「今すぐに募金を」などと急がせるメッセージには注意が必要です。

感情に訴えかける手法や、緊急性を強調する内容がある場合は、冷静に判断し、一度情報を調べてから行動することが重要です。

団体の信憑性を調べる

SNSで募金を呼びかけている団体や個人が、信頼できるかどうかをインターネットで調査することも効果的です。

募金詐欺の疑いがある団体に関する情報については公開されていることがあるため、しっかりと調査を行いましょう。

まとめ

本記事では、SNSを利用した募金詐欺について解説しました。

募金詐欺は、募金先の調査などを行い冷静な対応を行うことで、詐欺被害を防ぐことができます。

仮に、募金詐欺の被害に遭った疑いがある場合は、速やかに警察や弁護士に相談することをおすすめします。

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青砥弁護士

投資詐欺・出会い系サイト詐欺等の被害で騙し取られた金銭回収を主にしています。

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弁護士
青砥 洋司(アオト ヨウジ)
所属
  • 大阪弁護士会
経歴

昭和37年生

昭和60年 立命館大学法学部卒業

平成13年 司法試験合格

平成15年 弁護士登録(大阪弁護士会)

事務所概要

名称
ヒューマン法律事務所
所在地
〒530-0047 大阪市北区西天満3丁目13-18 島根ビル8階
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