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ギャンブル詐欺の特徴|騙されやすいのはどんなひと?

ギャンブル詐欺は、「ギャンブルで一攫千金を狙いたい」、「少しでも勝率を上げたい」という気持ちにつけ込み、巧妙な手口で、高額な情報料や登録料を騙し取ります。

この記事では、ギャンブル詐欺の代表的な手口や、被害に遭いやすいひとの特徴、そして被害を防ぐための対策について解説します。

ギャンブル詐欺の特徴

ギャンブル詐欺とは、競馬、パチンコや宝くじなどのギャンブルに関連して、「必勝法がある」「当選番号を事前に教える」などと偽り、情報料や登録料といった名目でお金を騙し取る詐欺行為のことをいいます。

別名「攻略法詐欺」ともいわれます。

ギャンブル詐欺は、世間一般に流布する攻略法との違いが明らかではないという特徴があります。

世間一般に流布している詐欺でない攻略法なども、もともとはひとの経験則によって得られた根拠の薄いものです。

そのため、ギャンブル詐欺で偽の攻略法を教えられた場合でも、すぐに偽の攻略法と気づくことが難しいという点が大きな特徴となっています。

ギャンブル詐欺の被害に遭いやすいひとの特徴

ギャンブル詐欺の被害に遭いやすいひとには、いくつかの傾向があります。

自分に思い当たる節がある方や、以下のような傾向がある方がご家族にいる場合には注意が必要です。

 

「楽して儲けたい」「一攫千金を得たい」という願望が強いひと 

ギャンブルで負けが続いている、借金を抱えているなど、お金に困っている状況にあるひとは、「簡単に儲かる」という甘い言葉を信じやすい傾向があります。

 

孤独感や疎外感を抱えているひと

周囲に相談できる相手がいない、社会的に孤立していると感じているひとは、親切な言葉や誘いに心を許してしまいがちです。

 

情報の真偽を確かめないひと

「有名人が言っているから」「雑誌に載っていたから」といった理由で、情報の裏付けを取らずに鵜呑みにしてしまうひとは注意が必要です。

 

「自分だけは大丈夫」と思い込んでいるひと

詐欺の手口を知っていても、「自分は騙されない」という過信が油断につながることがあります。

ギャンブル詐欺にあわないためには?

ギャンブル詐欺にあわないためには、考えなしにうまい話に乗らない、雑誌に載っていても信用しない、家族や警察に相談するなどの点が重要になります。

「怪しいな」と感じる攻略法などの情報に接した場合には、すぐに決断せず、まずは身近なひとに相談することをおすすめします。

まとめ

ギャンブル詐欺は、「必ず儲かる」「特別な情報がある」といった甘い言葉で巧みに誘い込み、お金を詐取する悪質な犯罪です。

ギャンブル詐欺にあわないためには、「うまい話には裏がある」と常に疑う心を持つことが重要です。

そして、少しでも怪しいと感じたら、ひとりで判断せず、家族や友人、公的機関や弁護士に相談することをおすすめします。

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青砥弁護士

投資詐欺・出会い系サイト詐欺等の被害で騙し取られた金銭回収を主にしています。

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弁護士
青砥 洋司(アオト ヨウジ)
所属
  • 大阪弁護士会
経歴

昭和37年生

昭和60年 立命館大学法学部卒業

平成13年 司法試験合格

平成15年 弁護士登録(大阪弁護士会)

事務所概要

名称
ヒューマン法律事務所
所在地
〒530-0047 大阪市北区西天満3丁目13-18 島根ビル8階
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